雨の日はいつも以上に気分が憂鬱になりませんか?憂鬱になる理由のひとつに、濡れた傘をが不愉快という声も多いようです。梅雨の時期やゲリラ豪雨など急な雨に備えて持ち歩く折り畳み傘も、使用後に付属の袋に入れて持ち歩くのはあまり気分がよいものではありませんよね。
もしも濡れた傘のせいで服や鞄まで濡れてしまったり、周囲の人にまで迷惑をかけてしまったり、などと考えるだけで憂鬱感は増してしまいますよね。傘は雨の日にしか使いませんが、一方で誰もが使うことになる道具でもあります。「使用した傘の持ち運び方」という問題の解決方法として、“撥水加工のついた傘袋”を活用してみてはいかがでしょうか。
そもそも撥水(はっすい)加工とは、撥水剤という加工剤で生地の表面をコーティングし、加工面で水を弾くことのできる機能です。持ち歩く際、濡れた傘を袋に入れるだけなので、周囲に気を遣わなくても大丈夫。家に帰ってから傘を干す際にも、撥水加工のおかげで従来の傘より乾きやすくなっているため、雨の日が続く梅雨でも安心。
現在は様々なメーカーで販売されているので種類もたくさんあり、マイクロファイバー付きなど高性能なものから、商品によっては肩紐の付いたものや好きなサイズ・色を選べるなど、自分が必要としているものを選択できます。
その中でも今回おすすめしたいのは、100円ショップでも買うことができるもの。紐や色の選択肢は限られてしまいますが、シンプルなものから柄付きまで揃っています。なにより、100円(税抜)で買うことができるというコスパの良さ。お金の心配をせず買うことができるので、学生や少しでも節約をしたいという方にもおすすめです。
今までは使用後に屋内に入る際は傘立てに普通の傘と一緒に置いたり、持ち歩く際には付属の袋の上に更にビニール袋を加えて二重にしたりと、とにかく濡れた部分のせいで自分の服や持ち物まで濡れないように、そして他人に迷惑をかけないように一段と気を遣っていました。撥水加工された傘袋を実際に使用してみると、撥水加工のおかげで鞄の中に長時間入れていても気にならず、持ち運びも楽になりました。
たかが「傘袋」ですが、されど「傘袋」! 便利の良さを共感していただけると信じています。
気分が下がりがちな雨の日。持ち物に「ちょっとの工夫」を加えることで雨の日を少しでも気持ち良く過ごすことができます。毎日使うものではないからこそ、細かな部分に気配りしてみませんか。
(文:加藤朱音)