フォトグラファー:酒井俊春氏の個展 ”SEASONS”【TIROIR:NEWS~写真展~】

 

<PICTORICO SHOP&GALLERY Omotesando 酒井俊春(氏)写真展「”SEASONS”」>

2020年7月末日、お仕事でご一緒させていただいているフォトグラファーの酒井俊春氏より届いたメール。独立起業10年を迎え、1か月後の8月に「写真展」を開催するとのメッセージ。

コロナ禍で人も経済も動きが鈍くなり、いつもとは違うご時世に先が見えずに不安を抱える日々の中、お世話になっているカメラマンさんからのご案内に”光”を感じた。

----------------------------------------------------

期間:2020年8月26日(水)~ 8月30日(日)
時間:11:0019:00(最終日のみ17:00まで)
場所:ピクトリコ ショップ&ギャラリー表参道 
---------------------------------------------------
開催期間と場所(表参道)だけ記憶していた私は、8月27日(木)仕事へ向かう電車に乗ろうとしたときに”そういえば、酒井さんの個展、今週だったはず”と思い出し、お伺いする旨をメールで伝えた。



表参道の一角に佇むギャラリーには来場者がいたが、酒井さんはすぐに私に気づき声をかけてくださった。

いつもお仕事でご一緒しているときとはまったく違う作品が20点ほど展示されている。
写真展のテーマは“SEASONS”。日本の四季を象徴する春=桜、夏=向日葵、秋=紅葉、冬=氷柱や雪景色など見慣れた風景に一人の女性モデルが溶け込んだショット。

自然が醸し出す色の美しさと壮大さ、そんな空間の中で『静』と『動』で生命を感じさせるモデル(熱田久美)さんの魅力に引き込まれていく心地よい感覚。「ん~、作品の前に立つものしか体感できない臨場感は来場したものの特権!」と確信した。

インターネットの普及により、たいていのものはオンラインで仕入れることができるが、酒井さんの作品を目にし、改めてリアルの良さを実感。どんなにVR(Virtual Reality)が普及しようとリアルに勝るものなし!

3年もかけて何万枚もの写真を撮り続け個展開催を実現されたパワーと情熱、才能に感動。
そしてコロナ禍で外出自粛が続き、花見や花火など四季を感じずに過ごしている今、“SEASONS”にお邪魔して季節を満喫させていただき感謝(です)。

[酒井さん、ありがとうございました!]



(文:相原郁美)